SSブログ

阪急2300系2309号の晴れ舞台!!(嵐山駅「秋のレールウェイフェスティバル」より) [鉄道(主に阪急)のこと]

 
↑「特急 河原町⇔梅田」の運行標識板と「神戸ルミナリエ」の副標を
掲げる阪急2300系2309号

本日、阪急嵐山線嵐山駅にて『京都線「秋のレールウェイフェスティバル」in嵐山』が行われ、京都線系(京都線、千里線、嵐山線)では最後の運行標識板編成である2300系2309号を利用しての運行標識撮影会が行われた。

昨年10月19日に同じく運行標識板編成であった2300系のトップナンバー、2301号を含む4両編成(2301、2351、2302、2352号)が勇退し、その後まもなく2309号を含む編成(2309、2359、2310、2360号)も同じ運命をたどるかと思われたが、2301号を含む4両編成の代替で入った2319号を含む4両編成(2319、2344、2394、2374号)が故障した関係で、大幅に勇退が遅れている。また、サイドバーの「阪急電鉄2300系非表示幕車」でも書いているが、5月に一度正雀車庫に回送され、もはや勇退かと思われたが、重要部検査で入庫していただけであった。6月15日より再び嵐山線で元気に活躍し、京都線系最後の運行標識板(非表示幕車)編成として、今日の晴れ舞台を迎えたのである。

当ブログにおける阪急電鉄2301号勇退関係記事は以下のとおり
(2005年9月~10月にかけて掲載)
阪急2300系トップナンバー車、2301号(方向板車)勇退せまる
阪急の消えていく風景?とアイコン一時変更について
腹が立って、どうしようもない
よかった!!!
長い間お疲れ様 阪急2301号

(今回の記事は、鉄道の記事となっております。興味のある方は続きを
どうぞ。撮影会の後、紅葉し始めている嵐山を散策しましたので、
そちらのレポートも早めに掲載する予定です。)



私にとって、トップナンバーの2301号よりも2309号の方が私の生涯に渡っての遭遇率が高かったと思っている。昨年の2301号勇退時は、あまりファンにカメラを向けられることがない、そして地味に活躍している2309号が少しかわいそうに思えてならなかった。いつ勇退するかもしれないので、2301号勇退後、概ね今まで1ヶ月半ぐらいに1度は2309号の編成に乗りに行っている(ほとんど記事にはしていないが)。しょっちゅうではないが、会いに行くと決まって2309号の編成に当たるのである。通常嵐山線は3運用であるので3分の1の確率ではあるが、今のところ、外れたことがない。これは自分でも不思議であるとしか言いようがない。


↑行楽客で賑わう阪急嵐山駅


↑阪急嵐山駅と言えば、灯篭です。

残りもの(最後の運行標識板編成)に与えられた晴れ舞台。
私は最後までしぶとく残ってくれたという思いを込めて、撮影に臨んだ。

↓「普通 大阪・梅田⇔京都・河原町」


↓「特急 梅田⇔河原町」


「特急」はやはり2枚看板でないといけないとのファンの声に応じて、
係員はもう1枚取り付けて…


↑「特急 梅田⇔河原町」の2枚看板

↓「急行 梅田⇔河原町」


↓「普通 梅田⇔桂」


↓「普通 梅田⇔高槻市」


↓「急行 梅田⇔嵐山」(さくら)


↓「普通 河原町⇔正雀」


↓「普通 河原町⇔長岡天神」


↓「普通 桂⇔長岡天神」


↓「急行 梅田⇔嵐山」(もみじ)・もみじヘッドマーク(2001年バージョン)


↓「急行 梅田⇔嵐山」(もみじ)・もみじヘッドマーク(いつバージョンやら)


↓「特急 梅田⇔河原町」・もみじヘッドマーク(いつバージョンやら)


↓「普通 大阪梅田⇔正雀」


↓「急行 梅田⇔嵐山」(もみじ)

昨年も勇退真近の2301号を使っての撮影会があったときは、それはもうすごい人たちであったが、今回はPRもそれほどされていなかったこともあり、こじんまりとしたアットホームな撮影会だった。
今回で最後かもしれない2309号の撮影会。
この貴重な機会を与えてくださった阪急電鉄の関係者の方々には頭が下がる思いである。お礼を申し上げたい。
15時までこのイベントは行われたなかで、私は午前中しかいなかったが、人が少なかったこともあり、混乱もほとんどなく、静かであった。

今回は、ここまで。次回は、イベントの他の出し物や私が購入したグッズなどを紹介するつもりである。


【追記】(11月25日19:00)
阪急京都線特急用車両 6300系



←阪急6300系車内

←阪急6300系の座席

阪急6300系は、1975(昭和50)年第1編成完成。京都線(大阪・梅田~京都・河原町)にて特急運用に就いており、現在でも全車(72両)健在。
京都線に乗車すれば、特急運用で走るところを目撃することができる。
シートはゴールデンオリーブ色の段織モケット。転換式クロスシートで、一斉に転換することも可能。肘掛付き。

詳しくは、Wikipediaの「阪急6300系電車」を参照して下さい。

※特急運用…阪急京都線に関しては、通勤特急・快速特急・特急のこと


【さらに追記】 (11月26日19:10)

阪急9300系(主に京都線の特急に使用)



↑阪急9300系の車内


↑阪急9300系の座席(転換クロスシート部分<1>)


↑阪急9300系の座席(転換クロスシート部分<2>)


↑阪急9300系のドア扉付近(ホームから撮影)

阪急9300系は、2003(平成15)年10月14日(鉄道の日)から京都線にて第1編成が運転開始。2005(平成17)年に第2、第3編成を相次いで投入。現在は3編成で、昼間時は「特急」として、朝夕ラッシュ時は、「快速急行」として運用。時折、間合いで区間運転の「普通」(河原町~桂・長岡天神・正雀)としても運用される。6300系は2ドア転換クロスシートなのに対し、「特急」の停車駅増加に対応して、3ドア転換クロスシートとなり、車端部は一部ロングシートとなっている。
ドア近くのシート背面や肘掛には木目材が使われており、6300系とは異なる印象を与え、また柔らかい空間を醸し出す。

詳しくは、Wikipediaの「阪急9300系電車」を参照して下さい。


nice!(8)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 8

コメント 16

barbie

norinoriさんのアイコンにもなってた灯籠ですね。
阪急は副標が豊富ですね。見てるだけで楽しいです。
グッズの記事、楽しみにしています。
by barbie (2006-11-06 17:19) 

お疲れ様。
まさとしでございます。
>「特急 梅田⇔河原町」の2枚看板
ををっ、やはり出ましたか。
昔特急マグネットプレートを日比谷の鉄道の日イベントで買った際
2枚買ったことが懐かしい。
やはりどこか特別だったんだなあ、京都線は。
>遭遇率
京阪でも1900系引退記念で他の編成がカメラを向けられつつ
引退しながらもあまり注目されなかった(少なくともその時点は)
生き残り組2本の内の1929F(今回塗り代わった奴)を
騒ぎの一段落後しっかり撮ってました。
>これは自分でも不思議であるとしか言いようがない。
まあ、電車運のツボにはまればこんなものです。はまるまでが割と大変だったりしますが、何も考えない方が上手く行きますね。
京阪3000系と遭遇率が高い私でもHNに敢えて形式番号を使ってるのも一種の願掛けですから(笑)。
ではでは。
by (2006-11-06 21:55) 

ナツパパ

ああっ、行きたかったなあ。
最近関西方面にご無沙汰で、なかなか阪急にも乗ることができません。
norinoriさんのお写真で、憂さを晴らしています。

それにしても、2300型、きれいに使われていますね。
マルーンはちょっとでも汚れると目立ってしまうので、
いつもきれいにしている阪急の姿勢は大好きです。
順光で、きれいな色合いの写真ですね。
by ナツパパ (2006-11-07 08:39) 

norinori

barbie さまへ
コメント&nice!、どうもありがとうございます。
今の時期、写真のものとは違いますが、特急に「もみじ」マークをつけて走っています。副標が豊富なので、撮影しがいもありますね。
グッズはあれもこれも買ってしまいましたので、グッズだけで記事にできそうです。

まさとし3055 さまへ
コメント&nice!、どうもありがとうございます。
京都線は、阪急にとっても特別なものですね。
かつては京都線にしかクロスシート車両がなかったのもその証拠でしょう。
あまり注目されていない車両を常に撮っておくことは大切だと思っています。それは注目されている車両しか撮らない人があまりにも多すぎる一種のアンチテーゼだと思っています。2309号で私は完全に電車運がついてしまったような気がします。確かに行くときは会って欲しいと思いますが、あれこれ考えないのがいいですね。

ナツパパ さまへ
コメント&nice!、どうもありがとうございます。
阪急に乗れない憂さを思う存分、晴らして頂ければと思います。

2300系は美しく保たれています。本当に40年以上使っているのかというぐらいに思います。マルーンの車体もそうですが、車内もそう感じさせます。
写真、お褒め頂きありがとうございます。撮影会当初は順光でしたが、徐々にホーム横の木々の影が伸びてきたので、露出を調節しながら撮影しました。
by norinori (2006-11-07 21:57) 

水郷も阪急電車は一度しか乗ったことが無いですが。。
ファンの方々の気持ちは伝わってくるような感じがします。。
by (2006-11-11 21:32) 

norinori

コメントレスが大幅に遅れまして、申し訳ございませんm(_ _)m

水郷楽人 さまへ
コメント&nice!、どうもありがとうございます。
今回の記事で、私のファン度がわかって頂けたかと思います(苦笑)
水郷さん、また機会があれば、阪急電車にも乗ってみて下さいね。

Jetstream31 さまへ
nice!、どうもありがとうございます。
by norinori (2006-11-17 04:50) 

こんにちは。
阪急電車はいつもぴかぴかで綺麗ですよね。
懐かしさや季節を感じられるヘッドマークもいいですね~。
by (2006-11-18 12:53) 

norinori

E3系 さまへ
お久しぶりです。
コメント&nice!、どうもありがとうございます。
阪急電車のピカピカさには、いつも感心させられます。
方向幕車両がほとんどとなった今でも、頻繁にヘッドマークを出して
くれますが、やはりこういった運行標識板車両でのヘッドマークが
好きですね。
by norinori (2006-11-20 22:01) 

マロンママ

阪急電車といえば、一度だけ、グリーンの座席の電車に乗ったことがあるんです。
阪急独特の、あの、ベルベットみたいな座席の生地が、深いモスグリーンで、
手すりやなんかは、木製でした。
座席は全てボックス席でした。
これって、普通によく走ってる車両?
私は大学が庄内だったので、毎日阪急に乗っていたし、結婚前の4年あまりは南千里で一人暮らしをしていたので、阪急電車にはものすごくお世話になっているけど、このグリーンの車両は、後にも先にも一回しか乗ったことがないのです。
なんだか、すごく雰囲気のいい電車だったので、気になって~。
by マロンママ (2006-11-24 11:14) 

norinori

マロンママ さまへ
コメント&nice!、どうもありがとうございます。
マロンママさんが一度だけ乗った車両、いろいろ考えたところ、この記事の「【追記】」で書いた6300系という車両だと思われます。この車両は、宝塚線庄内や千里線南千里では走ることがないです。京都線をひたすら走る、そんな特急用車両です。一度だけ乗られた時期がわかれば、もう少しはっきりと特定することも可能かと思います。違うようであれば、ご指摘して頂ければと思います。よろしくお願いします。
by norinori (2006-11-25 19:18) 

マロンママ

再びこんにちは~
う~ん・・・もっとはっきり内装の写真がわかればな~・・・
この記事に載ってる車内の写真とは、ちょっと違う気がします。
手すりの部分とか、全部白いカバーがついてますよね?
これが、なかったように思います。木がむき出し。
その木も、写真にあるのは、白っぽい、樹脂コーティングしてあるっぽい木ですよね?こういうのではなくて、昔ながらの、ニスだけ塗っただけの木というか、色ももっと濃い、こげ茶に近いような木でできていたような記憶です。
乗ったのは、たぶん3~4年前で、大阪駅から大宮まで乗ったような・・・。
京都線です。
わかりますでしょうか~?
わかるといいなぁ・・・なんか、今時っぽくなくて、レトロな雰囲気で、
乗ってる気分がすごく良かったので、
鉄道ファンってわけじゃないのに、「もっかい乗りたい」と思ったので。
わかったらぜひ、もっかい乗りたい!
by マロンママ (2006-11-25 23:44) 

norinori

マロンママ さまへ
再コメント、どうもありがとうございます。
ごめんなさい、どうも私が間違えていたようです。
おそらくは、「【さらに追記】」で書いた9300系という京都線では最新型の車両になると思います。肘掛が木がむき出しというところがポイントです。
確かにこげ茶に近いような木でできてますね。
今まで撮影した写真のなかに車内で撮影したものがなかったので、今日用事で大阪へ行ったついでに撮ってきました。
また、初めに掲載した6300系の車内の写真は、実は30年前に出された車両カタログをデジカメで撮影したものでしたので、こちらについても現在の姿を撮り直しました。
9300系、6300系ともに良さを再確認した気分です。
これで間違いないはずですが、もし違っていたらご指摘して下さればと思います。
by norinori (2006-11-26 19:31) 

マロンママ

う・・・(TT)せっかく詳しく調べてくださって・・・
写真まで撮ってきてくださったのに・・・
なんか違う気がします~(TT)ごめんなさい~
最新型っていうのもひっかかります。
だって、本当にレトロな感じだったんですよ~
昔々の車両なのかな?って感じたのを覚えていますので、
背もたれもあんなに背が高くなかったように思うし、
一人ひとり用に座席がくぼんでいたりもしなくて、平らな座席で、
手すりやなんかの木も、もっともっと焦げ茶だったような・・・
古びた旅館の階段の手すりのような・・・
車内全体を醸し出す雰囲気が、なんか、違うのです・・・。
昔の電車だ!って感じだったんです・・・
そんな電車って、ないですか?私の思い違いなんだろうか~(>_<)
おかしーなぁ・・・
せっかく写真まで撮ってきてくださったのに~本当にごめんなさい~
by マロンママ (2006-11-26 19:48) 

マロンママ

あと、たぶん、たぶんですけど、
ガシャンって座席を反対に倒せない椅子だったんじゃないかと思います。
やってみてないから確信はないですけど、
そう感じさせるほど、昔っぽい座席だったんです・・・。
それと、床の素材も、今のとは違ったような気がします。
(気がする、ばっかりでごめんなさい(>_<)もっとしっかり見ておけばよかった!)
変わった床だなぁって思ったのを、今思い出しました。
床の素材か、色か、何かが、いつも乗る電車と違ったんじゃないかなぁ・・・
床にも違和感を感じたのを思い出しました。
・・・期間限定とかで走ってたんでしょうか?それか、私が夢でも見ていたか・・・タイムトリップでもしたか・・・(TT)?
by マロンママ (2006-11-26 20:01) 

norinori

マロンママ さまへ
再々コメント、どうもありがとうございます。
うーん、違いましたか。
【さらに追記】で取り上げた以外にも9300系は、

1.従来、蛍光灯がアクリルで覆われていたのが、9300系では半間接照明となっているところ
2.従来の下から持ち上げていたアルミ製の日よけではなく、9300系では上から下におろす布製のロールカーテンになっているところ

があります。

でも、マロンママさんはもっと古い雰囲気とのことですね。やっぱり違いますね。お力になれなくて、本当にごめんなさい。

順番に整理していくと、マロンママさんが乗ったという3~4年前ですが、ボックスタイプ(転換クロスシート)で京都線を走っていた車両は、追記で取り上げた6300、9300系だけなんです。
また、宝塚線にも一部走っていますが、これも8000系という比較的新しい車両です。

反対に倒せない座席だということですが、6300系・9300系ともに反対に倒せる座席ですし。

床についてですが、9300系と6300系を比べればわかりますが、9300系は中央部に四角模様が入っていますが、6300系は模様は入っていません。

車内全体の雰囲気がいつもと違って、昔の電車だということですが、特定がなかなか難しいところです。
条件に照らしていったとき、こっちが立てば、あっちが立たない状態です。

もしですが(的外れなことを言っているのは承知しています)、もう既に引退した車両まで考えると、昔京都線を走っていたP-6というデイ100系という車両(1972年廃車)があります。

実はそのなかで「116」号車1両だけ保存されていて、正雀車庫で春と秋に行われる催しには車庫内を走ります。しかし、1972年の引退後は京都線を走ったことはありません。

http://subway.hmc5.com/hnq3.htm

上のリンクに飛んで、ページ中ほどに「P-6」=「116」号車の車内写真があります。車内写真を私は持ち合わせていないので、リンクを貼りました。昭和初期に作られた車両なので、マロンママさんの仰っているイメージが一番近いかなと思います。でも、京都線を3~4年前には走っていないから答えになってないですね。

マロンママさんの疑問に答えたいんですが、私の力では答えを出すことができません。自分自身も気になっているのに、回答を示せなくて、本当にごめんなさい。
長文失礼しました。
by norinori (2006-11-27 00:03) 

norinori

hankyu8200 さまへ
nice!、どうもありがとうございます。
by norinori (2008-05-14 23:23) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。